【転職】転職しなくても転職活動はした方が良い

転職

転職が当たり前になった今、新卒採用で入社する時から、いずれ転職することを考えている人は多いのではないでしょうか。転職するには、当然ながら転職活動をする必要があります。

転職するために転職活動をする人が多いと思いますが、転職するつもりがなくても、転職活動をすると得られるメリットがあります。今回は、実際に転職をしたことで感じた、転職活動のメリットを紹介します。これから転職活動を進めていこうとしている方や、漠然と転職するかもと思っている方へ向けて、参考にしていただければと思います。

転職活動のメリット3選

リスクがない

転職にはリスクがあります。例えば、

  • 転職したけど、転職先が合わない
  • 転職後より、転職前の方が良かった
  • 現職に退職を切り出した後、人間関係が悪くなる

などです。

転職自体にはリスクがあるのに対し、転職活動にはリスクがないのです。なぜなら、基本的には会社の人に黙って活動するので、自分から言わない限り、外に漏れることはないからです。人間関係の悪化や、待遇の悪化などを避けるため、そもそもとして転職活動は言いふらすことではないです。人には黙って静かにやっていくものです。そのため、自分が言わない限りは、転職活動が他人へ漏れるリスクはないのです。

自分を知ることができる

転職活動はそもそも転職するための活動なので、転職活動に取り組むと、キャリアの棚卸や自分の強み弱みについて考えることが必要になります。

転職エージェントを利用すると、自分の経歴や長所短所など、自分と向き合う機会を作ることができ、普段の生活ではあまりしないであろう、自分のキャリアや経験の整理ができます。

他社を知ることができる

生活の中で、勤務先や取引先以外の会社と接する機会は、ほとんどないですよね。転職活動を通して求人票やエージェントから他社の情報を得ることができ、自分の知見を広げることができます。特にエージェントは、ネットや求人票に載っていない情報、例えば、どんな会社か、求人票を出している背景(増員による組織強化、繁忙期による人員確保、次世代の幹部候補育成など)、求めている人財についてなど、深い情報を持っていることがあります。

世の中の会社情報や採用傾向やことを深く知る機会を得られることに加えて、他社のことを知ることで、自分の会社を改めて見直す材料にすることもできるので、この点においても転職活動をやるメリットがあると思います。

転職活動のデメリット

メリットだらけの転職活動にも、唯一と言っていいデメリットがあるので、こちらにも触れておきます。

求人に関する連絡・通知が非常に多いこと

唯一と言っていいほどのデメリットです。

転職活動=転職へ向けた活動になります。当然、エージェントを利用すると、転職エージェントが求人を紹介してくれます。リクルートエージェントやマイナビエージェントを利用すれば、AIがおすすめの求人として、自分の要望にかする求人をかなりの量紹介してくれます。

転職へ向けて転職活動であれば、大きな問題ではないですが、とりあえずゆっくり進めようと思っている人には、余る程の量の求人情報が届くため、通知を受け流すことにかなり堪えると思います。

相手(エージェント)も仕事で、自分の成果に関わってくるので、それなりの量が届くのは仕方ないことですが、こちら側との熱量にギャップを感じ、しんどくなるかもしれません。

まとめ

私が転職活動を経験して感じたメリットを紹介しました。

1つ目はリスクがないこと。転職には、転職先との相性や、人間関係などにリスクがありますが、転職活動はただの活動なので、現職には相談せず、自分で粛々と行います。そのため、口外しない限り、漏れるリスクはありません。

2つ目は客観的に自分を知る機会にできることです。キャリアの振り返り、自分の強みなど、客観的に自分を見る機会にできます。

3つ目は他社を知ることができることです。転職先の候補を、求人票やエージェントから得ることができるので、転職するしないは別にしても、社会勉強としてのメリットがあります。また、他社を知ることで、現職を図る基準を作ることもできるため、改めて現職を見直す材料にすることもできます。

エージェントを利用すると、山ほどの通知が届くことがデメリットとして挙げられますが、それを差し引いても転職活動で得られるものはたくさんあります。

転職、どうしようかと悩んでおられる方もそうでない方も、まずはとにかく転職活動というものに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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